異端のリターン

Ghetto Heaven Ⅱ を終焉させた大峠雷夢の雑記

【続 冷蔵庫おばさん】 2011年09月04日23:49 に書いたやつ

あれから3日後 
  
私は、先週買ったハーゲンダッツを食べようと 

冷凍庫を開けました。 


『キャーーー!!!』 


なんということでしょう! 

匠の手によって汚かったお母さんも 

まるで新品のようにキレイに生まれ変わったお母さんに・・・ 

ではなく 

なんと、おかーさんは 

私のハーゲンダッツを食べているではないですか!! 



「おかーさん、それ私のハーゲンダッツ!!」 

「・・・」 

「なんか言ってよ!おかーさん!!」 

「だって・・・しょうがないじゃない・・・」 

「何がしょうがないって言うのよ!」 

「だって・・・あれくらい高カロリーのものを摂取しないと、おかーさん力尽きちゃうんだもん♪」 

「えー!もー困るーおかーさん!ちゃんと買ってきてよねー!!」 

「おかーさんのタンスの2番目の引き出しにお金入ってるから・・・」 

「もーそーゆう問題じゃなんだけどなぁー!私は食べたものを買ってきて欲しいんだけどなー!!」 

「ごめんねぇー。おかーさんココから出たくなくって・・・」 

「もーやだーもー!近所でおかーさんなんて呼ばれてるか知ってるー!?」 

「なにかしら・・・検討もつかないわ・・・」 

「冷凍庫おばさんだよー!もーやだーあたしー」 

「ごめんねぇー。」 

「なんで!なんでなの!なんでそーなのおかーさん!」 


バタン!!! 




私が強い口調でしゃべると、母は自分で冷蔵庫の扉を閉めるのでした。 




続く。