いつか僕らもクロノスチェンジ
さーて、今日も1日が終わったー
ってことで、マンネリ化した毎日にだんだん嫌気が差しているんだが
それを改善するでもなく、前進も後退もない停滞というそれに浸かっている
新しい事を本当に始めるのならば、今ある全てを投げ出さなくてはいけない
って、何かに書いてたと思うんだけど
年齢を重ねれば、重ねるほど、あるものの大事さとか愛着とか
まぁーこの場合、性格的なところが大きいような気がするんだけどん
そうですね!なかなか捨てられないのです。
【Your nose hair shows!】 書いたものの続きです
「ねぇねぇ!Nasって、ナスなの?ナズなの?」
とても綺麗な顔した女が急に話し掛けてきた
「えぇーっと、ナスでもナズでもどっちでもいいと思いますよ。あっでも、ライターとか、ヘビーリスナーとかは、ナスって呼ぶ方が多いかも」
昔読んだBlack Musicの本にそんなようなことが書いていた知識を、さも自分の知識かのようにしゃべった。
「ふ~ん!そうなんだぁー。でもあたしはズでいこ!だって濁点の方がかっこいいし♪」
「まぁーそうですねw」
と、笑顔で返事を返したが、初対面のこの綺麗な顔をした女は、鼻毛がこんにちはしている。
こんなことを考えている間も、オシャレなショットバーに隣通しで座った、僕と綺麗な顔の女は
お酒の入った勢いで、くだらない話を淡々と続けている
僕は、くだらない話を続けている最中、目線は、つい鼻元にいってしまっているのだが
その鼻元から見える鼻毛がまるで、訓練を受けた狙撃手(スナイパー)のように
一瞬出てきては、また引っ込んで、そらぁーもぉー何度も何度も脳天にピストルを浴びているような感じだ
綺麗な顔に鼻毛、なんということだ・・・
彼女に鼻毛でてますよ?
と、いうべきかどうか・・・
いやいや、さすがにいえない。
そうだ!僕も鼻に手をあてて、さり気なく鼻に意識を持たせれば
お手洗いなんかに行った時に、鼻毛に気がついてくれるかもしれない
あぁーうん。この方法なら、少しは傷つけずに鼻毛くんの存在に気づいてくれるかもしれない
そしたら、僕は、彼女と暖かい家庭を築けるかもしれない。
おおっと!これは、少し頭の中で想像は飛躍しすぎてしまったな!!
さりげなく、鼻をボリボリと・・・
知ってか、知らずか?
彼女は突然に
「お手洗いにいってくるねー!あと、これと同じのマスターに頼んでおいてよー!君のおごりでねぇー」
なんて、もう素敵なくらいいい感じの雰囲気なんだけど
もうね!完全に鼻毛くんが邪魔をしてくれる
すげーよ!鼻毛!すごい破壊力だよ鼻毛!
世の中に、鼻毛ほど、成長しないで欲しい毛もないんじゃないだろうか
まぁー鼻からの細菌の防御なんだろうけど
そんなものは、知らない!
お手洗いから帰ってきた彼女は、マスターにお酒をもらって当然のように僕の隣に座って言った
「ねぇーこの後、どうする?」
僕は、一瞬彼女に心奪われたが、彼女の鼻を覗くと反対側の鼻の穴から2人目のスナイパーがこちらを完全にこちらを捉えていた
「こんにちは」
おわり。