七夕前夜
オリヒメ「オリヒメでーす!」
ヒコボシ「ヒコボシでーす!」
オリヒメ&ヒコボシ「2人合わせてハタオリでーす!」
ヒコボシ「えっ!ちょっとまって!ちょっとまって!ハタオリってコンビ名ダサくない?」
オリヒメ「何言ってんのよー!あんたもノリノリでハタオリでーす!って顔作って今言ってたじゃない!」
ヒコボシ「いやー既成事実並べられるとツッコミ辛いなぁ」
オリヒメ「言っておきますけどねーアタシが織物を頑張るから1年1回会えるようになるわけよーこの物語はー!!」
ヒコボシ「僕だってそれなりに一生懸命お仕事(農業)したから織姫のお父さんの天の神は…」
オリヒメ「天の神ってあんたwうけるw」
ヒコボシ「いやほら、だいたい検索すると天の神って書いてあって...」
オリヒメ「だいたいねーもう今の時代は1年に1回会うとか会わないとか別にそんなのいらなくてあんたいつもリモートであってんじゃんって感じなのよねあーしっわー!」
ヒコボシ「リモートと面と向かって会うのは違うだろー」
オリヒメ「別に違わないわよー!どうせこのご時世だからあんま行きたいとこいけないしー」
ヒコボシ「そんなこといわないでさー素直になりなよー」
オリヒメ「はいはい!素直!すなおーーー!あたしは素直なドキンちゃんーーー!!」
ヒコボシ「とりあえずさ、コンビ名変えない?」
オリヒメ「まぁーそうねーハタオリはダサいもんねー!だいたいハタオリってw今時若い子、誰してんだよ!ペッ!ペッ!」
ヒコボシ「はい!そこ唾吐かない!絨毯が汚れちゃうでしょ」
オリヒメ「うっせーなー!そんな言うならあんた掃除しておいてよー!明日会えるわけだし!よっ!お掃除大臣!いや、お掃除平社員!」
ヒコボシ「えぇ!なんかひどくない」
オリヒメ「はいはい!掃除掃除!沖田総司!」
ヒコボシ「えぇーっと、何がいいかなー」
オリヒメ「おい!おめぇー沖田総司無視すんなよ!!ってか、おめぇーが変えたいっていったんだからおめぇーが候補考えろやーこのタコ助!」
ヒコボシ「うっうっうっオリヒメさんが怖いよ」
オリヒメ「はい!雑魚はほっといてー!んとね、あたしは、ベガがいいとおもう!(キラキラ顔で)」
ヒコボシ「うわぁー裁縫をつかさどる星(こと座のベガ)完璧にオリヒメさん1人だけ愛のあるコンビ名」
オリヒメ「てめぇーが!すぐ何の代案も見出せねぇーから考えてやってんだろうぉー!感謝しろやーー!塩まいとけーしおぉおーー!!」
ヒコボシ「えーっとーじゃー!アルタイル!」
オリヒメ「却下!」
ヒコボシ「はやっ!」
オリヒメ「アルタイルのアルの時点でもうないなって」
ヒコボシ「もうなんていうか人の話聞く前に却下の『きゃ』の字の時点で言うつもりだったじーーゃんそれ!!」
オリヒメ「ったく!すぐ、なんかあればウジウジウジウジ!なんなんだよおめーわ!」
ヒコボシ「おばーさんは川に洗濯にいきました。おじいさんはその頃タヌキと相撲を取っていました」
オリヒメ「はいはい!でましたでましたぁぁぁぁー!ヒコボシ得意の現実逃避でましたー!でもちょっと続き気になるぅぅー!」
ヒコボシ「あっごめん!ちょっと意識が遠くに行ってたみたいで」
オリヒメ「んだよーてめぇー!なに帰ってきてんだよ!今おもしろところだったんだよてめぇーの話がよー!唯一てめぇーの話が面白い時だったのによーなんで意識戻ってきてんだよー!」
ヒコボシ「ご、ごめん」
オリヒメ「はい!あやまったー!298勝0敗!あたしが断然!話の主導権を握るワケ!それは謝らない!どうだ!へっへっ!へー!!」
ヒコボシ「オリヒメさんさぁーその謝ったら負け理論やめないかなぁ」
オリヒメ「やめない!」
ヒコボシ「秒かよ!」
オリヒメ「ほら、あたしってエメリヤエンコ・ヒョードルじゃん!」
ヒコボシ「ふ、ふるいよ!人類最強の格闘家の例えが!」
オリヒメ「じゃーいいよ!あたしは羽生名人で!あんたの心臓に王手だよ!」
ヒコボシ「それもちょっと…っていうかそんなセリフいわないよ羽生さん」
オリヒメ「じゃー武豊でいいわ!これでいいでしょ!」
ヒコボシ「いや、すごい騎手だけど、最近は外国人騎手もすごいし若手も頑張ってきてるし…」
オリヒメ「なんだよてめぇー!ギャンブラーかよ!ロバート・アルトマンかよ!」
ヒコボシ「いや、知らないし!ギャンブラーじゃないし!ってか調べたら1971年の映画監督かよ!詳しいねオリヒメさん!」
オリヒメ「しらねーよ!あたしも検索しただけだよ!あたしの脳はGoogleなのよ!」
ヒコボシ「Hey Siri ラップして」
オリヒメ「最近のSiriめちゃくちゃRAP長くするからねー」
ヒコボシ「まじすごいよねー!」
オリヒメ「ねー」
ヒコボシ「ねー」
オリヒメ「なに同町効果で親近感沸いて仲良くなれた!なんて思ってたんだこのタコ助!」
ヒコボシ「さっきから思ってたんだけど」
オリヒメ「なによ!」
ヒコボシ「明日って何時くらいに行けばいい?」
オリヒメ「えぇー!どうしようかなー」
ヒコボシ「10時くらいがいいかなー」
オリヒメ「うんうん〇」
ヒコボシ「真剣に話してるのにうん〇しないでくれるー」
オリヒメ「シテナイモン!オリヒメオンナノコダモン!!ガガガッガ!!バッテリーヲコウカンシテクダダダサササイイ」
ヒコボシ「急に壊れかけのロボットになるものやめてくれないかな」
オリヒメ「えーつまんなーい!」
ヒコボシ「僕はつまんなくはないけど疲れるよ」
オリヒメ「調子に乗んなよタコ助!」
ヒコボシ「で、何時向かえばいいかなー」
オリヒメ「どうせ雨っしょー!会えないっしょー!」
ヒコボシ「そんな夢のないこといわないでよー」
オリヒメ「だってなんも準備してねーしなーあーし!だいたい女の子はデートには色々準備がかかるんだポン」
ヒコボシ「ポン?」
オリヒメ「いいよ!てめぇー掘り下げんなよ!キルユーすっぞこのやろー!」
ヒコボシ「あれもしかしてオリヒメさんって!!」
オリヒメ「ふははっはは!バレてしまったか!」
ヒコボシ「なんてこったー!俺の存在意識にすでに潜入していたという訳かぁぁぁ!スタンド使いにはスタンド使いを引き寄せてしまう!あれかぁぁぁ!!」
オリヒメ「おばーさんは川に洗濯にいきました。おじいさんはその頃タヌキと相撲を取っていました」
ヒコボシ「ポンタ」
オリヒメ「そうさ!オイラがポンタだポン」
ヒコボシ「おっす!オラ!ヒコボシ!」
オリヒメ「おっす!オラ!ポンタ!!」
来年に続く
お後がよろしいようで…